引越しコラム

掲載日 :
2016年2月5日
/ ライター :
C子
/ カテゴリ :
引越しコラム

連載 : 知らなきゃ損する!?地域別住まいの助成金制度

関連タグ : 家族、引っ越し、引越し、助成金、家賃補助

第3回 「新宿区」編② ~ 子育てファミリーの引越し代など最大56万円を区が助成! ~

連載3回目は引き続き新宿区です。
前回は区内に住む学生さんや若手社会人、子育てファミリーを対象に、家賃の一部を助成してくれるという「民間賃貸住宅家賃助成」をご紹介しましたが、実はもう一つ「子育てファミリー世帯居住支援」という引越しサポート制度があるんです。

この制度には、区外から区内への引越し費用を助成する「転入助成」と区内での引越し費用を助成する「転居助成」がありますが、子育てをする若い世帯を区内へ呼び込み、ずっと区内に定住してもらおう・・・という新宿区の目論見がはっきりわかる制度になっています。

では順に見ていきましょう。

まずは「転入助成」。
こちらは義務教育修了前の子を扶養する世帯を対象に、区外から区内の民間賃貸住宅に引っ越す場合にかかる礼金・仲介手数料を最大36万円、引越し代を最大20万円助成してくれるもの。
合計で最大56万円というのは、かなり手厚い印象です(゚◇゚///)
もらえるものなら、是非もらいたい・・・。

続いて「転居助成」。
こちらも義務教育修了前の子を扶養する世帯が対象で、お子さんの成長に伴い区内の一定面積以上の民間賃貸住宅に住み替える場合に、家賃の差額(月額最高2.5万円、最長2年間)と引越し代(最大20万円)を助成してくれるものです。
広い部屋に住みたいけど家賃が高くなるから新宿区を離れようか・・・・というご家庭に「待った!!」をかける一手と言えますね。

ちなみに引越し代の助成は、引越し業者に作業を依頼した場合に限られますので、軽トラックを借りて自分で運ぶ場合などは対象外。
また、引越し荷物の運搬料に限られますので、エアコン工事費や不用品の処分費用などは対象外ということになります。

助成を受けるには、引越し後の家賃が月額18万円以下であることや前年中の世帯総所得が基準以下であることなどいくつかの要件があります。

また手続きとしては、新居の賃貸借契約前に「転入(転居)予定登録申請」を行い、転入(転居)後1ヵ月以内に「転入(転居)助成申請」を行う必要があるのですが、予定登録申請の受理日翌日から3ヵ月以内に助成申請をするという縛りがありますので、この期間内に新居の賃貸借契約、引越し、転入届(もしくは転居届)などを済ませられるよう計画的な行動が重要になります。

募集数は年度ごとに決まりますが、平成27年度はいずれの助成も30世帯。
4月1日から予定登録申請の随時受付が始まり、予定数に達した時点で終了となります。

新宿区に住みたいファミリー世帯の方!
引越し時期は、年度の早いうちが “吉” のようです (+´ ∀`)☆ミ

ご興味のある方は、新宿区のホームページなどで詳細をチェックしてくださいね。

さて、次回は品川区。
親と近居するためにかかった引越し費用の一部をポイントに換算して助成してくれるという楽しくてお得な制度です。
どうぞお楽しみに~ヽ(・∀・*[壁]

この記事のライターをご紹介

  • C子 ( シーコ )
  • 生粋のカープ女子、ライターのC子です。 引越しだけでなく日常生活での失敗を糧にしたコラムを多く書いています。 人生何事も経験なり・・・。

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